グラムブックス grambooks
新刊のお知らせ


極彩の闇 絵金
256ページ上製
定価3,990円(税込)
ISBN978-4-903341-16-3

幕末から土佐を舞台に活躍し「芝居絵屏風」を大成した絵師・金蔵 (通称、絵金)。生誕200年を迎える今年(2012年)、 高知県立美術館で大規模な展覧会が開催されたが(10月28日〜12月16日)、 本書はその公式図録でもある。
《子供四季風俗図》《土佐震災図絵》《絵本大変記》など、 これまでほとんど掲載されなかった画帖を含む作品の網羅的な掲載はもとより、 祭礼写真も多く盛り込むことで、芝居絵が飾られる本来の雰囲気を伝える。 また、凄惨な場面の描写で知られる絵金のユーモアに着目したページを設けたり、 最新の科学調査の結果も報告。映画や舞台を含め絵金を取り巻く没後の言説を素描することで、 絵金像の流布もフォローする。従来にはないアプローチで謎に満ちた絵師に迫る定本!
菊畑茂久馬 戦後/絵画
416ページ上製
定価4,200円(税込)
ISBN978-4-903341-13-2

第23回倫雅美術奨励賞

福岡市美術館(2011年7月9日〜8月28日)と長崎県美術館(同年7月16日〜8月31日)で同時期に開催された菊畑茂久馬の大規模な回顧展の公式カタログ。両会場に展示された全323作品をカラー図版で掲載したほか、23ページにわたる詳細年譜、14ページにわたる文献リスト、全著書の解題、消失作品の記録写真など、資料も充実している。加えて計71ページにもおよぶロング・インタビューを収録。美術作品だけでなく、執筆をはじめ多岐にわたる創作活動を展開してきた菊畑の、生い立ちから現在に至る各ターニング・ポイントをおさえることで、作品と言葉の双方からその創造世界に迫る構成となっている。 九州派、上野英信、サークル村、大平洋戦争記録画、山本作兵衛、炭坑記録画、暗河…菊畑とかかわりのあるキーワードを並べると、戦後前衛美術にとどまらず、日本の戦後文化を理解するために重要な要素が含まれていることがわかる。
黒ダライ児 著
肉体のアナーキズム
1960年代・日本美術におけるパフォーマンスの地下水脈